FX口座開設で通知カードの提出が必要になったときに、表面だけでいいのか、裏面も提出しないといけないのか、よく分からないという人は多くいます。

結論:通知カードは表面のみの提出で問題ありません。表面に記載されているマイナンバーで十分です。ただし、本人確認書類として使う場合(顔写真がない書類の補助)には、別途マイナンバーカードやパスポートなどの顔写真付き書類が必須です。

  • 表面のみでマイナンバー確認は完結
  • 裏面提出は求められない
  • 本人確認には別途顔写真付き書類が必須
  • マイナンバーカード取得までの代替手段

通知カード表裏の役割 早見表

項目表面裏面提出必要性
マイナンバー表記位置ありなし表面のみで十分
氏名・生年月日ありなし記載あり
顔写真なしなし顔写真付き書類が別途必須
住所記載あり(取得時)なし裏面不要

通知カードとは

通知カードは、マイナンバー制度が始まった2016年に全国民に配布された書類です。マイナンバー確認の一時的な手段として機能します。

金融庁が定める犯罪収益移転防止法施行規則では、マイナンバー確認書類として通知カードが認められています。デジタル庁のマイナンバー制度ガイドでも、通知カードとマイナンバーカードの役割の違いが明記されています。

ただし、マイナンバーカードの普及に伴い、通知カードの利用は減少傾向にあります。

通知カードの表面には何が書いてある?

表面には:

  • マイナンバー(12桁の番号・最重要)
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所(取得時点のもの)

これらが記載されています。FX口座開設では、このマイナンバーが確認されれば十分です。

通知カードの裏面には何も書いてない

通知カードの裏面は完全に白紙です。何も記載されていません。

そのため、FX会社から「裏面も提出してください」と指示されることはありません。

FX会社別での通知カードの扱い

FX会社本人確認マイナンバー確認備考
DMM FX不可(別途必須)通知カードOK表面のみで完結
SBI FXトレード不可(別途必須)通知カードOK表面のみで完結
GMOクリック証券不可(別途必須)通知カードOK表面のみで完結
みんなのFX不可(別途必須)通知カードOK表面のみで完結

全てのFX会社で、通知カードの表面のみで対応しています。

通知カードで本人確認と同時にマイナンバー確認はできない

通知カードには顔写真がないため、本人確認書類としては使えません。

FX口座開設では、以下のような組み合わせが必要になります:

パターン1:マイナンバーカードがある場合(推奨)

マイナンバーカード1枚で、本人確認とマイナンバー確認が同時に完結します。これが最もシンプルです。

詳しくは「マイナンバーカードでのFX口座開設」を参照ください。

パターン2:マイナンバーカードがない場合

この組み合わせで申し込みます。

通知カードをスマホで撮影するときの注意点

表面をはっきり撮影する

  • 四隅が全て映っているか確認
  • マイナンバー(12桁)がはっきり読める状態
  • 反射がないよう、斜めから撮影しない

古い住所が記載されている場合の対応

通知カードの取得時点の住所が記載されているため、その後引っ越した場合は住所が古くなっています。

この場合は、住民票を補完として提出することになります。

マイナンバーカードが届くまでの代替手段

マイナンバーカード申請中で、それまでにFX口座を開きたい場合:

  1. 本人確認:運転免許証またはパスポート
  2. マイナンバー確認:通知カード(表面のみ)

この組み合わせで申し込めます。

詳しくは「マイナンバーカードがない場合のFX口座開設方法」を参照ください。

通知カードが有効とされる期間

通知カードに有効期限は記載されていません。ただし、FX会社は「取得から3ヶ月以内」の書類を求めることがほとんどです。

より正確には、「マイナンバー自体は永続的」ですが、書類としての有効性は時間経過で失われます。

古い通知カード(発行から数年経っている)を提出する場合は、一度お客様窓口に相談してください。

よくある質問

Q. 通知カードの裏面が白紙なのはなぜ?

マイナンバー確認に必要な情報は表面に全て記載されているため、裏面は不要という設計です。

Q. 通知カード + 健康保険証で本人確認できる?

いいえ。健康保険証も顔写真がないため、組み合わせても本人確認にはなりません。運転免許証やパスポートなど、顔写真付き書類が必須です。

Q. 通知カードをなくした場合、再発行できる?

できません。通知カードは再発行されません。その場合は、マイナンバーカードを取得するか、マイナンバー記載の住民票を提出します。

Q. 通知カードの住所が古い場合は?

提出時に住民票で補完します。通知カード自体の住所更新はできないため、現住所を証明する別の書類が必須です。

Q. 通知カードのコピーでもいい?

いいえ。スマホ撮影した画像(eKYCの場合)またはコンビニなどで複合機で複写する必要があります。ただし、郵送の場合は会社の指示に従ってください。

Q. 通知カードとマイナンバーカードの違いは?

マイナンバーカードは顔写真付きで、本人確認とマイナンバー確認が1枚で完結します。通知カードは顔写真がないため、本人確認には別途書類が必須です。

Q. 通知カードのマイナンバーとマイナンバーカードのマイナンバーは同じ?

同じです。同一人物であれば、どちらの書類から確認しても同じマイナンバーです。

Q. 家族の通知カードを使える?

いいえ。本人名義の通知カードのみが有効です。

Q. 通知カード + パスポートで申し込める?

できます。パスポート(本人確認) + 通知カード(マイナンバー確認)の組み合わせは、多くのFX会社で対応しています。詳しくは「パスポートでのFX口座開設」を参照ください。

Q. 通知カードが色褪せているけど、使える?

極端に褪色していて、マイナンバーが読めない場合は提出を求められるかもしれません。まずはお客様窓口に相談してください。

Q. 外国籍の人は通知カード + 在留カードで申し込める?

できます。通知カード(マイナンバー確認) + 在留カード(本人確認)の組み合わせで対応できます。

Q. 通知カードをスマホ撮影するときは、片面だけ?

表面だけで十分です。裏面(白紙)を撮影する必要はありません。

Q. 法人の場合、通知カードは必要?

FX口座開設は個人名義のみが対象です。法人口座の場合は別の要件があるため、FX会社に直接確認してください。

Q. 通知カードを紛失した場合は?

再発行はされません。代わりにマイナンバー記載の住民票を市役所で取得し、マイナンバー確認書類として提出できます。

Q. 転出届を出した後、通知カードは使える?

転出地の通知カードは失効します。転入先で新しい住所の通知カードが自動更新されるわけではなく、そのままでは有効ではありません。古い住所の通知カードでの申し込みは避けてください。

Q. 通知カード + 親の運転免許証では申し込める?

いいえ。本人名義の書類のみが有効です。親の運転免許証は使用できません。申し込み人本人の顔写真付き書類が必須です。

ケース別:通知カードの実際の使われ方

ケースA:マイナンバーカード申請待ちの場合

  1. 運転免許証で本人確認
  2. 通知カード(表面)でマイナンバー確認
  3. 住民票で現住所確認(古い場合)
  4. 申し込み完了

この組み合わせが最も一般的です。

ケースB:パスポート所有者の場合

  1. パスポートで本人確認
  2. 通知カード(表面)でマイナンバー確認
  3. 住民票で現住所確認(パスポートに住所がない2020年以降の場合)
  4. 申し込み完了

パスポート保有者の申し込みパターンです。

ケースC:通知カードをなくした場合

  1. 運転免許証で本人確認
  2. マイナンバー記載の住民票でマイナンバー確認
  3. 申し込み完了

通知カード代替の方法です。

チェックリスト:通知カード提出前に確認

  • 表面のマイナンバー(12桁)が読める状態か確認した
  • 四隅が全て映っているか確認した
  • 古い住所が記載されている場合、住民票で補完する準備をした
  • 本人確認書類(運転免許証など)も用意した
  • 通知カード + 他の書類の組み合わせを確認した
  • 裏面の提出は不要であることを理解した

まとめ:通知カードは表面のみで完結

  1. 通知カード表面のみでマイナンバー確認が完結
  2. 裏面は白紙で何も記載されていない
  3. 本人確認には顔写真付き書類が別途必須
  4. マイナンバーカードが最もシンプル
  5. マイナンバーカード取得までの代替手段として活躍

通知カードは「マイナンバー確認の一時的な手段」と位置づけられています。マイナンバーカードが届いたら、そちらでの申し込みをお勧めします。

詳しくは「FX口座開設に必要なもの一覧」や「マイナンバー確認書類の種類」も参照ください。