FX口座開設でスマホで書類を撮影して提出するときに「端が少し切れちゃった。これでいいのか、撮り直した方がいいのか」と悩む人は多くいます。
結論:重要な情報(顔写真、マイナンバー、生年月日など)が全て見えていれば、端が少し切れていても再提出を求められることはほぼありません。ただし、記載事項が不完全に切れている場合は再提出が必須です。
- 顔写真が見えれば、フレーム外でもOK
- マイナンバーや生年月日が読めれば、端が切れていてもOK
- ただし「ほぼ見える」状態は避けるべき
- 明らかに足りない情報があれば再提出
書類画像の切れの許容範囲 早見表
| 部位 | 完全に見える必要 | 端が切れてもOK | 再提出必須 |
|---|---|---|---|
| 顔写真 | 四隅全て | 端が少し切れる | 顔が半分以上見えない |
| 氏名 | 全て | 一部不鮮明でも判読可能 | 読めない |
| 生年月日 | 全て | 一部かすれてでも判読可能 | 読めない |
| マイナンバー(12桁) | 全て | — | 1桁以上読めない |
| 有効期限 | 全て | — | 読めない |
| 住所 | 全て | 一部かすれてもOK | 都道府県が読めない |
「端が切れている」状態の見分け方
許容される「端が少し切れている」
- 書類の四隅が1mm程度フレーム外
- 記載事項は全て読める
- 顔写真の輪郭が少し見えない
この程度なら、再提出を求められることはほぼありません。
再提出が必須になる「端が切れている」
- 顔写真が半分以上フレーム外
- 運転免許証番号が見えない
- マイナンバー(12桁)の一部が見えない
- 有効期限の年号が見えない
この状況では、FX会社から「撮り直して再提出」と指示されます。
FX会社別での「端が切れた画像」の対応
| FX会社 | 許容範囲 | 再提出基準 | 確認方法 |
|---|---|---|---|
| DMM FX | 端1mm程度 | 重要情報欠落時 | eKYC時に即座に判定 |
| SBI FXトレード | 端1mm程度 | 重要情報欠落時 | eKYC時に即座に判定 |
| GMOクリック証券 | 端2mm程度 | 重要情報欠落時 | eKYC時に即座に判定 |
| みんなのFX | 端1mm程度 | 重要情報欠落時 | 郵送型は到着後確認 |
eKYC(スマホ本人確認)の場合、その場で画像が不十分なら「撮り直してください」と指示されます。デジタル庁のeKYC実装ガイドラインでも、画像が不明瞭な場合は再撮影を指示することが標準とされています。
郵送型の場合、到着後に確認され、不十分なら再提出通知が届きます。
書類ごとの「端が切れているかの判定」
運転免許証の場合
許容される「端が切れている」
- 左右の端:5mm程度までなら許容
- 上下の端:3mm程度までなら許容
- ただし、表面と裏面の両方で重要情報が見える必要がある
再提出が必須
- 顔写真が見えない
- 免許証番号が見えない
- 有効期限が読めない
- 裏面の住所変更箇所が見えない
パスポートの場合
許容される「端が切れている」
- 顔写真ページの四隅が少し見えない
- 帯紋(帯状のデザイン部分)が見えない
再提出が必須
- 顔写真が見えない
- パスポート番号が読めない
- 有効期限が読めない
- 名前が見えない
マイナンバーカードの場合
許容される「端が切れている」
- 四隅が1mm程度見えない
- 署名欄(裏面)が見えない
再提出が必須
- 顔写真が見えない
- マイナンバー(12桁)の一部が見えない
- 有効期限が読めない
「端が切れた」ときの対応フロー
eKYC型の場合
- スマホで撮影してアップロード
- FX会社が即座に画像判定
- 不十分なら「撮り直してください」と通知
- 撮り直して再度アップロード
- OKなら本人確認進行
その場で判定が下るため、効率的に対応できます。
郵送型の場合
- スマホで撮影して印刷、または郵送
- FX会社が到着後に書類確認
- 端が切れていて重要情報が欠落していれば「再提出」通知
- 撮り直した画像またはコピーを郵送
- 再度確認
郵送に日数がかかるため、最初から丁寧に撮影することが重要です。
スマホで「端を切らない」撮影のコツ
撮影角度
- スマートフォンは書類に垂直に向ける
- 斜めからの撮影は避ける
- テーブルの上に書類を平らに置き、スマホを真上から撮影
フレーミング
- 書類の四隅が全てフレーム内に入るか、撮影前に確認
- 左右の端に1cm程度の余裕を持たせる
- 上下も同様に1cm程度の余裕を持たせる
撮影後の確認
- 撮影直後に、画像をズームアップして確認
- 重要情報(顔写真、マイナンバー、生年月日)が全て読めるか確認
- 四隅が全て映っているか確認
照明
- 室内の明るい場所で撮影
- 手や影で書類を隠さない
- 反射がないか確認(眼鏡のように光が反射しないか)
よくある質問
Q. 端が1mm切れているけど、大丈夫?
許容範囲内です。重要情報が全て読めれば、再提出を求められることはほぼありません。
Q. 顔写真の左端が2mm見えない場合は?
許容範囲内です。顔全体が見えていれば問題ありません。
Q. マイナンバーの「1」が少し隠れている場合は?
マイナンバーは全12桁が必須です。1桁でも隠れているか読めない場合は、再提出が必須になります。
Q. 有効期限の「6」が少し隠れている場合は?
再提出が必須です。有効期限は正確に読める必要があります。
Q. 書類の背景が見えない白い壁で撮影したら?
OK。背景は関係ありません。書類自体が明るく鮮明に見えれば問題ありません。
Q. 手指で書類を支えている場合は?
記載事項が隠れていなければOKです。ただ、可能なら手を入れないようにしましょう。
Q. 複数の書類を1枚の画像に入れたら?
FX会社は書類ごとに別々の画像を求めます。1つのファイルに複数書類を入れるのはNG。必ず書類ごとに撮影してください。
Q. 撮影後に画像編集(トリミング)したら?
FX会社によって対応が異なります。加工をしていない元の画像をお勧めします。トリミングで記載事項が完全に見える場合でも、加工を指摘される可能性があります。
Q. 古い書類で、文字がかすれている場合は?
記載事項が判読できれば大丈夫です。ただし、マイナンバーや免許証番号など重要情報が読めない場合は、書類の更新が必要になります。
Q. 書類を二つ折りにして撮影したら?
避けてください。必ず書類を広げて、全体が見える状態で撮影してください。二つ折りで隠れている部分がある場合、再提出を求められます。
Q. スマートフォンの解像度が低い場合は?
記載事項が読める解像度であれば大丈夫です。ただし、古いスマートフォンで撮影した場合、ぼやけていないか確認してください。
Q. 夜間撮影で、照度が低い場合は?
照度が低いと文字が読みにくくなります。可能なら明るい場所で撮影してください。
Q. 郵送で、コピーを送った場合の端切れは?
元のコピー機での設定ミス(周辺がカットされている)の場合、記載事項が欠落していれば再提出が必須です。
Q. デジタルカメラで撮影した場合、スマートフォンで撮影した場合と同じ基準?
はい、同じです。画像の記載事項が読めれば、撮影機材は問わりません。
Q. 書類の表面で端が切れているが、重要情報は読める場合は?
再提出不要。ただし、裏面で同じ情報が記載されている場合は、両面とも確認される可能性があります。
Q. 撮影時に書類が光って反射している場合は?
反射を除去できないと判断した場合は、再撮影をお勧めします。角度を変えるか、照明を調整してから撮影しなおしてください。
ケース別:端が切れた画像の再提出判断
ケースA:顔写真が四隅で1mm見えない場合
- eKYC型:その場で「OK」と判定される可能性が高い
- 郵送型:そのまま提出しても問題なし
再提出不要。
ケースB:マイナンバーの最後の「1」が少し隠れている場合
- eKYC型:その場で「撮り直してください」と指示
- 郵送型:到着後に「再提出」通知
再提出必須。マイナンバーは全12桁の確認が法令で定められています。
ケースC:運転免許証の裏面で、記載事項変更欄が一部見えない場合
- 変更内容が全て読める:そのまま提出でOK
- 変更内容の一部が見えない:再撮影が必要
記載事項の確認が不完全な場合は再提出。
ケースD:パスポートで、帯紋(装飾部分)が見えない場合
- 帯紋は装飾のみで、記載事項ではないため再提出不要
- 顔写真とパスポート番号が見えればOK
再提出不要。
チェックリスト:撮影時の確認事項
- スマートフォンを書類に垂直に向けた
- 書類の四隅が全てフレーム内に入っているか確認した
- 顔写真が全て見えるか確認した
- 重要情報(マイナンバー、免許証番号、生年月日、有効期限)が読めるか確認した
- 反射や影がないか確認した
- 手や指で記載事項を隠していないか確認した
- 室内の明るい場所で撮影した
- 撮影直後にズームアップして詳細を確認した
まとめ:端が少し切れていてもOK、重要情報が見えることが最重要
- 四隅が1mm程度見えなくても、重要情報が読めれば再提出不要
- マイナンバーや有効期限など重要情報が読めない場合は再提出必須
- eKYC型なら、その場で「OK」または「撮り直し」が判定される
- 郵送型は、撮影段階で丁寧に確認することが重要
- 撮影直後に、画像をズームアップして確認する習慣をつけることが予防策
最初から丁寧に撮影することで、再提出による遅延を避けることができます。
詳しくは「スマホ撮影のコツ」や「書類の有効期限について」や「書類の提出方法について」も参照ください。